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日本画 上村淳之

上村淳之 蓮池

上村淳之(うえむらあつし)は1933年(昭和8年)に京都市中京区に生まれた現代日本の代表的花鳥画家である。 女流の日本画家として名高い上村松園の孫であるが、大学受験は両親の勧めで東京大学工学部を目指したのだが数字や漢字の雑誌ばかりに囲まれるのが嫌になってしまったのがきっかけで画家になることを決意した。 しかし日本画家である父は猛反対、職業画家として生きていくことの大変さを諭すばかりでガンとして認めてはくれず、ついに独学で京都市立美術大学(現・京都市立芸術大学)に入学したのだが母はなおも許してはくれず「口も聞いてはくれなかった」という。 やむなく家を飛び出し、祖母松園が晩年を過ごしたと言う奈良にある空き家で暮らすことになり現在に至っているのだが、畑を手入れし、花を植え、寂しさを紛らわせるため飼い始めたのが鳥であった。 およそ60年たった今では約230種、1500羽になるという。 上村淳之が描く花鳥画のモデルは実はこれらの鳥であり、タンチョウ鶴はその代表例である。 1979年の「双鶴」や、2000年の「蓮池」など彼独特の作風の根底には「自然の中に身を置き、導かれたことを具現化する花鳥画。この独特の文化を極めれば、日本文化の本質に迫ることができるのではないかと考えました」と彼自身の言葉で語った決意がある。 京都市立美術大を卒業後は助手からスタートし、やがて教授そして副学長になるなど絵画教育に指導的役割を果たしてきた。 2007年にはパリで「上村淳之展」(朝靄の鳥)を開催、欧米流の動物を観察して描いた生態画などばかりの世界に対し、日本独特の花鳥文化を披露して見せた。 また同時期に約35ヘクタールの山林を縁あって手に入れると、「子供たちが自然と触れ合える里山にしたい」と地元の人たちとNPO法人「花鳥の郷(さと)をつくる会」を設立した。 「上村淳之の描く鳥は優しい」と評価されているのは、こうして身近に鳥達を育て愛しんできた人だからこそであろう。

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